今回，曲集すべてを演奏する小林秀雄先生の「優しき歌」。
その楽譜の冒頭では、小林先生によって
“本曲は1967年、出版されたが、重版も途絶えてしまっていた。
ところが、1981年度平松剛一教諭指揮によりすぐれた演唱が展開され、
俄然あちこちの定演やコンクールで歌われ始めた。”
と紹介されています。（中略あり）
それは、まさに奇跡の出会い。
時を経て再び、平松剛一指揮により、ひらこんが全曲演奏。
みなさまに名曲を届けたい、という想いで。
そして、もう一つの時代を越えた名曲、「季節へのまなざし」も
人気の「ひらく」「のびる」を取り上げます。
その他、シューベルト、ブラームスからAKB48まで、
盛りだくさんな内容を
まだオープンから半年の新しい渋谷のホールで演奏します。
お見逃しなく！
コンサートご案内
2011年4月16日（土） 開場 6:30pm 開演 7:00pm
場所：渋谷区文化総合センター大和田 さくらホール （JR渋谷駅 西口 徒歩 5分）
入場料：￥3,000（全席自由）
指揮：平松剛一 ピアノ：渕上千里
合唱：平松混声合唱団
演奏曲目
さくら （大熊崇子）
桜の栞 （上杉洋史）
合唱曲集「優しき歌」 （小林秀雄）
合唱曲「季節へのまなざし」 （荻久保和明）
果物の時間 （寺島尚彦）
求めよさらば・・・ （平吉毅州）
アヴェ・マリア （カッチーニ）
のばら （シューベルト）
子守歌 （ブラームス）
他
※演奏曲目等、変更になる場合がございますのでご了承ください。
指揮：平松剛一
東京芸術大学器楽科卒業。クラリネットを三島勝輔、千葉国夫各氏に師事。東京吹奏楽団等のフリーの音楽活動を経て、現在もソロ活動を続ける。1989年寺島尚彦氏、1996年平吉毅州氏のクラリネット小品をそれぞれ委嘱初演。1996年にはリサイタルを開催する。
合唱指揮者としても卓越した信条と技術を持ち、都立八潮高校合唱団をNHK全国学校音楽 コンクール全国最優秀2回、全日本合唱コンクールにおいても全国銀賞2回、その他数々の賞へと導く。
1982年平松混声合唱団を結成。主宰・指揮者として活躍。1994年全日本合唱コンクール金賞受賞。1999年ウィーンにおいて、シューベルト国際合唱コンクール第2位入賞、及び特別賞を受賞する。2001年イタリアのアレッツォで行われたフォークソング・フェスティバルに参加。 2002年10月には、合唱音楽生活30周年記念演奏会を開催する。2006年3月「題名のない音楽会２１」に出演。
また多くの作曲家の初演を手がけ、高い評価を得る。その数、100曲以上にのぼる。全国各地で合唱指導 を行い、NHKコンクール審査員なども務める。昭和女子大学附属中高部、東邦音楽大学各講師。日本合唱指揮者協会会員。
合唱：平松混声合唱団
1982年 平松剛一氏の基に発足、今年で結成29年目を迎える。1994年 全日本合唱コンクール金賞受賞。1999年 ウィーンで行われたシューベルト国際合唱コンクール第２位、及び特別賞を受賞。
これまでに、25回の定期演奏会を始め、特別演奏会、スクールコンサートなどを全国各地で行う傍ら、エイベックス、ポニーキャニオン、ビクターなどのＣＤレコーディング、ＮＴＶ系列 ≪24時間テレビ 愛は地球を救う≫ ≪世界一受けたい授業≫、ＮＨＫ≪みんなのコーラス≫ ≪みんな大好き≫などのテレビ･ラジオに出演。
2000年には宝塚大劇場において、宝塚歌劇団との共演を果たし大成功を収め、2003年にも共演。また、2010年7月にも東京宝塚歌劇場にて共演する。 2003年 第70回ＮＨＫ全国学校音楽コンクール全国コンクール高校の部にゲスト出演。
2005年 戦後60年を記念して、「さとうきび畑」を作曲した、寺島尚彦ファミリーと沖縄の平和祈念堂にて演奏会を開催する。そして2008年にも北海道知床にてコンサートを開催、好評を博す。2007年「千の風になって」の作曲者 新井満の第２弾CD「ふるさとの山に向かひて」レコーディング。また、青島広志氏との共演も数多く行い、2008年5月には、東京国際フォーラムにて『熱狂の日』に出演。この他にも、キム・ヨンジャ、吉幾三との共演などジャンルをこえた幅広い演奏活動を行っている。
オリジナルＣＤ「瑠璃色の地球」、2006年発表「時代」に続き、2010年ボップスカバーアルバム「My Way 〜愛する歌があるから〜」をリリース。またこれまでに、多くの作詩家、作曲家との親交により、数多くの委嘱（初演）作品を手がけ、好評を博している。
ピアノ：渕上千里
国立音楽大学器楽科ピアノ専攻卒業。1985年ウイーン夏季セミナーに参加、アレキサンダー・イェンナー氏に師事。 フランス・ヴィルクローゼ音楽アカデミーの給費生として、ダルトン・ボールドウィン・マスタークラス修了。 第１回日本モーツァルト音楽コンクールピアノ伴奏部門第３位入賞。その後、 アンサンブル・ピアニストとして活動し、声楽、合唱、室内音楽等、多方面で活発な活動を行っている。高尾茂治、土屋律子の両氏に師事。奏楽堂日本歌曲コンクール優秀共演者賞受賞。東京室内歌劇場ピアニスト。国立音楽大学附属高等学校講師。