青島広志とたどる合唱音楽の歴史 演奏会ご報告のページ

青島広志とたどる合唱音楽の歴史 中世〜ロマン派

2002年7月11日 (横浜みなとみらいホール 小ホール)

お話とピアノ:青島広志 / 指揮:平松剛一

曲目

・聖ヨハネ賛歌:グレゴリオ聖歌
・谷川の水を求める鹿のように:バレストリーナ
・今や五月の季節:モーリー
・ヨハネ受難曲より:バッハ
・メサイアより:ヘンデル
・アヴェ・ヴィルム・コルプス:モーツァルト
・タ、タ、タ、親愛なるメルツェル:ベートーヴェン
・菩提樹 「冬の旅」より:シューベルト
・いとしい女よ あなたに愛を 「清教徒」より:ドニゼッティ
・ドナウ河岸辺に 「愛の歌」より:ブラームス

 他

アンケートより

まず、全体を通して思ったことは、「こういうふうに音楽の歴史を教わると、とても楽しいな」ということでした。学校の音楽の教科書だけでは得られない、新鮮な内容でした。青島先生のお話がとてもわかりやすく、面白かったことに加えて、いいタイミングで合唱が織り込まれ、お話と合唱で存分に宗教音楽の世界を楽しむことができました。

通常の演奏会だと思っていましたが、いい意味で期待を裏切られました。お話と合唱が絶妙に組み合わさった演出の演奏会は、初めて経験しました。

もちろん、合唱そのものの質も素晴らしかったです。私も大学のサークルで合唱をしていますが、少ない人数にも関わらず圧倒的な迫力で驚きました。

技術的な要素はもちろんだとは思いますが、やはりひらこんのメンバーの皆さんの音楽作りの姿勢や、演奏会での演出があってこそ、合唱音楽の深さや、楽しみ方を知ることができたのではないかと思っています。